卵巣嚢腫が悪性の可能性とは?

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ここでは、「卵巣嚢腫が悪性の可能性」
についてお話します。

 

卵巣は、からだの中でも
特に腫瘍ができやすい臓器の1つです。

 

卵巣に腫瘍ができる女性は、
約5%〜7%になります。

 

卵巣腫瘍は、そのほとんどが
良性で卵巣嚢腫と呼ばれます。

 

卵巣嚢腫は10代、20代と
若い世代でもかかりやすく、
幅広い年齢層の女性に起こる病気です。

 

卵巣嚢腫は良性ですが、
全く問題がない
というわけではありません。

 

今回は、卵巣嚢腫の悪性の
可能性についてご紹介します。

 

卵巣嚢腫

 

卵巣は、膨大な数の原子卵胞
(卵子のもと)をかかえていて、

 

それを周期的に排卵させたり、
女性ホルモンを産生して

 

分泌するなど、女性にとって
大切な役割がある臓器です。

 

正常な卵巣はやや
だ円形をしていて、大きさは
直径2cm〜3cm程です。

 

超音波検査で、卵巣が
直径3cm〜3.5cm以上に

 

なっている場合は卵巣が
腫れていると判断されます。

 

これが卵巣腫瘍です。

 

卵巣腫瘍には、良性と悪性、
その中間的な境界悪性があります。

 

卵巣腫瘍の約90%が
良性のもので、
その代表が卵巣嚢腫です。

 

残りの10%は
悪性と境界悪性のもので、
悪性の代表が

 

「卵巣がん」

 

です。

 

卵巣嚢腫は、腫瘍に分泌液や
脂肪などがたまって卵巣が
大きく腫れてしまう病気です。

 

なぜ分泌液が
たまってしまうのか、

 

はっきりしたことは
わかっていません。

 

卵巣嚢腫のほとんどは、
良性なのですが、

 

一部に充実性の部分を
含む場合があります。

 

充実性の部分とは、
内部が腫瘍組織で
満たされていて、

 

かたいこぶのような
状態のことをいいます。

 

その場合には、
悪性の可能性を疑います。

 

卵巣嚢腫は、小さいうちは
自覚症状がほとんどなく、
経過観察を行います。

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しかし、大きさが
6cm以上になってくると
手術を検討する必要が出てきます。

 

これは、体に症状が出てきたり、
茎捻転を起こす
危険があるためです。

 

また、手術をしてみないと
完全に良性か悪性かの
判断がつかないことや、

 

まれに二次的に悪性腫瘍が
発生する可能性があるためです。

 

卵巣嚢腫の良性、悪性の診断

 

卵巣嚢腫を良性か、
悪性か推測するには
まず内診を行います。

 

内診で触知するほか、
超音波検査で、

 

卵巣嚢腫の大きさや
症状を調べます。

 

さらに、腫瘍マーカー
という血液検査を行います。

 

腫瘍マーカーとは、
がん細胞が分裂する
特異物質のことです。

 

がんが発生すると、
血液中の腫瘍マーカーの値が
高くなります。

 

そのため、卵巣嚢腫が良性か
悪性か調べるために行われます。

 

また、MRI検査やCT検査を行い、
腫瘍の中の状態を
調べることもあります。

 

病気がどの位置にどのような
状態で起こっているか、

 

ほかの臓器との
位置関係が詳しくわかります。

 

このような検査を行い、
卵巣嚢腫が良性か
悪性か推測していきますが、

 

最終的には手術で腫瘍を
取り除いて病理検査を
行い診断を確定します。

 

つまり、精密検査は良性か
悪性かを推測しているにすぎず、

 

手術をして卵巣嚢腫を
取り出してみないと

 

100%確実には
分からないということです。

 

このように、卵巣嚢腫は
ほとんどのものが良性なのですが、

 

手術で腫瘍を取り除き
病理検査するまでは、

 

悪性の可能性が
ゼロではないということです。

 

卵巣嚢腫は、急に大きくなったり、
ごくまれに悪性へと変わって
しまうことがあります。

 

卵巣嚢腫と診断された場合には、
自分の腫瘍の状態を理解し、
定期検査をしっかり受けることが大切です。

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